お歳暮は、日ごろお世話になっている方や目上の方に感謝の気持ちを込めて贈るものです。お世話になっている相手に感謝の贈り物をするという意味ではお中元と似ていますが、両者には少し違いがあります。お中元が半年間のお礼として7月初旬から中旬までの間に贈るものであるのに対し、お歳暮は1年間のお礼として12月初旬から20日頃までに贈るものです。どちらか片方だけを贈る場合には、1年間の締めくくりの挨拶としてお歳暮の方を贈るとよいでしょう。

品物を贈るときには、自分が贈りたいものを贈るのではなく、相手に喜んでもらえるようなものを贈ることが大切です。たとえば自分がお酒が好きだからといって、お酒を飲める人がいない家にお酒を贈ったりしたら相手には喜んではもらえません。相手の好みや年齢、家族構成など様々なことを考慮して、品物を選びましょう。お中元とお歳暮とで贈る品物に違いがあるわけではありませんが、季節を考慮して品物を選ぶとより喜ばれやすいです。

年末に贈るものであることを考えると、お正月に食べるようなものを渡すのがおすすめです。ハムやソーセージ、お菓子などが人気となっています。お正月に家族で集まった時に食べられるような鍋の具材なども人気です。お酒が好きな人がいる場合には、ビールや日本酒などでもよいでしょう。

中には、贈ってはいけないものもありますので注意が必要です。スリッパやマット、下着、靴下、ハンカチ、刃物などはお歳暮の贈り物としてふさわしくありません。また、花を贈る場合にも花言葉を調べてから贈りましょう。お歳暮のことならこちら

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