上司や取引先などの仕事関係の人や親類、それに親しい友人・知人などに贈るお歳暮は、1年の終りにその年お世話になったお礼と、来年もよろしくお願いしますとの意味をこめて贈る品です。日本では江戸時代頃からこの習慣は始まり、かつては贈る相手の自宅へ持参するのが慣わしでした。しかし現代では贈り主がお歳暮を持って自宅まで行くということは少なくなり、宅配便を利用して届けることが増えています。お歳暮はデパートやスーパーなどの催事場で、秋ぐらいの時期から申し込みの受付がはじまることが多いでしょう。
それ以外の店でも個別に受付をしていることもあります。もちろんインターネットのショップを利用しても、手軽に贈りものをすることが可能です。一般的に届けられる時期はすす払いの日である12月の13日から20日ごろとなっています。しかし25日頃までに届けられることもあるほか、東日本では、すす払いより早めの11月下旬頃から届けられることも増えています。
年内に贈ることができない場合には、お年賀として年明けに届くようにするのが一般的です。この場合には関東なら7日ごろまで、関西なら15日までに贈ります。お歳暮として贈る品は食べ物や飲み物が多いほか、日常的に使用する消耗品などもよく選ばれています。具体的には、食べ物ならお菓子やハムそれに海産物・肉などが多く選ばれていて、飲み物ならコーヒーやビール・清涼飲料水などが人気があります。
そのほかおの歳暮としては、調味料や洗剤・タオルなどを選ばれることがあるでしょう。お歳暮のことならこちら